工事の豆知識
自動車整備工事の駐車場造成工事
造成工事
駐車場の造成工事です
今回のご依頼は、とある車両整備工場様の置場兼整備工場の造成工事です。
元々田んぼだった所を造成して駐車場にします。
造成前はこちらの状態
どこから見ても田んぼです。
【こちらの関連記事もご覧ください】
L型擁壁の設置
最初にL型擁壁の設置工事を行います。
職人たちが、位置・高さ・法線をしっかり見ながら、熟練の技術で擁壁を据え付けて行きます。
これがつまり、土留めになるわけですね。
綺麗に設置完了しました。
SPL工法
L型擁壁を設置した後は、基礎部分の固定をします。
今回採用したのは「SPL工法」というものです。
通常のやり方は、基礎コンクリートを打設した後、その上に空練モルタルを3㎝ほど敷いて高さ調整しながらL型擁壁を設置していました。
しかし、そのやり方だと高さ調整に手間が掛かってしまうので、設置に時間がかかります。
今回の「SPL工法」は、L型擁壁を専用のスペーサーで高さを合わせながら設置します。
L型擁壁の底板部に穴が開いており、そこからモルタルを注入する事で基礎との定着が完了します。
この工法だと、設置時間が大幅に短縮され、コスト削減にもつながる効率がよく、且つ強度も取れる工法なのです。
こうして、擁壁設置が完了しました。
あとは、内部を土砂と砕石などにて盛土して、整形し完了です。
この後もまだ、やる事はありますが一先ず完成です。
綺麗になりました!
【こちらの関連記事もご覧ください】